灯りのともる和の町家と石畳(イメージ)

誓いの、輪。

結びの、輪。

ふたつの節目を、指もとに。

Engagement and Wedding Rings, the Japanese Way

婚約指輪と結婚指輪の違い ── 結納の習わしと、誓ノ輪・結ノ輪

Iro no Ha ── Guide 01

Column指輪の選び方2026.09.212026.11.04 更新

婚約指輪は、結婚の約束を交わしたしるしに贈る1本。結婚指輪は、挙式や入籍のときにふたりで交わし、夫婦そろって毎日着ける2本です。日本では、婚約指輪を結納品に「結美和(ゆびわ)」と書いて添える習わしもあります。

婚約指輪と結婚指輪 ── 和の習わしで見る違い
婚約指輪誓ノ輪結婚指輪結ノ輪
意味結婚を約束したしるし夫婦になった誓いのしるし
贈る時期プロポーズのとき。結納や両家の顔合わせのころに挙式や入籍のときに交わす
誰が着ける受け取った婚約者(多くは花嫁)新郎と新婦がひとつずつ
和の習わし結納品の目録に「結美和」「優美和」などの当て字で書き入れることがある神前式でも、三献の儀のあとなどに交換することが多いとされる
デザイン中石のダイヤモンドを据えた華やかな形指になじむ細身の輪が中心
着ける頻度晴れの日に。結婚後は結婚指輪に重ねても普段の暮らしで、ずっと
価格の目安各リングのページに税込で掲載各リングのページに税込で掲載

重ねるときの順番は「重ね付けのコツ」、2本をそろえる選び方は「セットリングとは」、買う時期は「結婚指輪は、いつ買う」に詳しく書いています。

表のとおり、ふたつの指輪は「いつ、誰に、何のしるしとして」が違います。そして日本には、婚約から結婚までの歩みを両家で確かめ合う習わしが古くからありました。このコラムでは、結納や婚約記念品といった日本の婚約のかたちと、IRONOHA〜彩乃瑞〜が婚約指輪と結婚指輪につけた和の呼び名から、ふたつの指輪の違いをもう一歩深く見ていきます。

誓ノ輪と結ノ輪 ── 名前に表れる違い

IRONOHA では、婚約指輪を「誓ノ輪(ちかいのわ)」、結婚指輪を「結ノ輪(むすびのわ)」と呼んでいます。誓ノ輪は、これからを共にすることを誓う指輪。結ノ輪は、ふたりを、そしてふたつの家を結ぶ指輪。呼び名そのものが、婚約と結婚という、ふたつの節目の意味をあらわしています。

そして、婚約指輪と結婚指輪を組み合わせたセットリングを「組ノ輪(くみのわ)」と呼びます。誓いから結びへ、そして組み合わさってひとつに ── 三つの呼び名を順にたどると、婚約から結婚、その先の毎日へと続く、ふたりの歩みが見えてきます。

日本の婚約のかたち ── 結納と、婚約記念品

日本では、婚約を両家で正式に交わす儀式として、結納が受け継がれてきました。結納品には、長寿を願う長熨斗、子孫繁栄を願う子生婦、ともに白髪になるまでという友白髪、末広がりの繁栄を願う白い扇子の末広など、縁起のよい品が並びます。品の数や飾り方は、地域によって大きく異なります。

結納品に婚約指輪を加えるときは、目録に「結美和(ゆびわ)」と書いて添えることがあります。結ぶ・美しい・和やか ── 縁起のよい字を当てたことばで、「優美和」などと書くこともあります。婚約指輪は、結納の品々のなかで、ただひとつ身につけて残せるしるしです。

いまは、結納を交わさず両家の顔合わせの食事会にする家も増えました。それでも、婚約指輪を「誓いのしるし」として贈る気持ちは変わりません。形を簡略にするかどうかも、ふたりと両家で話し合って決めるのがいちばんです。

紹介したリングは全国の取扱店で試着できます近くのお店を探す

婚約記念品 ── 贈り、贈り返す日本の婚約

婚約のしるしとして贈り合う品を、まとめて「婚約記念品」と呼びます。婚約指輪は、その代表です。日本の結納では、品を受け取った側が「結納返し」として品やお金を贈り返す習わしがあり、婚約指輪を受け取った側から記念の品を返すのも、その考え方に通じています。

結婚情報誌ゼクシィが紹介するリクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」では、婚約指輪を受け取った花嫁のおよそ半数がお返しを贈り、品物は腕時計がもっとも多いとされています。お返しは決まりではないので、贈るかどうか、何を選ぶかは、ふたりで話して決めれば十分です。

婚約指輪が「贈られる1本」なのに対して、結婚指輪は「ふたりで交わす2本」。贈って、贈り返して、最後に同じ指輪をふたりで着ける ── 日本の婚約から結婚までの流れをたどると、ふたつの指輪の役割の違いがよく見えてきます。

障子に映る紅葉の影と、秋の庭を望む座敷(イメージ)
両家の縁を結ぶ日に、誓いのしるしを。(写真はイメージ)

結ノ輪は、式で交わし、毎日に

結婚指輪は、挙式で交わし、その後の毎日を共にする指輪です。神社で挙げる神前式では、指輪の交換はもともとの式次第には含まれていませんが、近年は三献の儀(三三九度)のあとなどに取り入れられることが多いとされています。行うかどうかは神社や式場によって異なるので、事前に確かめておきましょう。

誓ノ輪が「特別な日」のしるしだとすれば、結ノ輪は「なんでもない毎日」に寄り添うしるし。和装の日も、洋服で過ごす日も、ふたりの縁を結んだ日のことを、指もとでそっと思い出させてくれます。

誓ノ輪 ── 婚約の、しるしに

価格はすべて税込。各デザインの詳細・サイズ別価格は商品ページでご覧いただけます。

誓から結へ ── 同じ物語で重ねる

IRONOHA の九つのデザインには、すべてに誓ノ輪・結ノ輪・組ノ輪の三つの形があり、それぞれに和の名前と四行の詩が添えられています。婚約指輪と結婚指輪を同じ名前でそろえれば、プロポーズの日に贈った物語の続きを、結婚の日にふたりで受け取ることになります。

婚約指輪と結婚指輪を同じ指に重ねて着ける「重ね付け」も、同じデザインの組ノ輪なら、重ねたときに統一感が出ます。婚約指輪を先に贈り、結婚指輪はあとからふたりで同じ名前のものを選ぶ、という順番もできます。

組ノ輪と結ノ輪 ── 誓いから、結びへ

価格はすべて税込。各デザインの詳細・サイズ別価格は商品ページでご覧いただけます。

準備の段取り

IRONOHA の指輪は、ひとつずつ工房で仕上げてからお渡しします。納期の目安は4〜5週間です。結納や顔合わせ、挙式など、指輪を使う日が決まっているときは、その日から逆算して、余裕をもって選びはじめましょう。

リングの内側には、刻印を無料で入れられます。文字数はサイズ#5未満で10文字、#5以上で15文字まで、書体は明朝体・ゴシック体・筆記体から選べます。誓ノ輪には婚約の日を、結ノ輪には結婚の日を ── 節目ごとの日付を刻むのも、ふたつの指輪をもつ楽しみです。

縁側から望む青もみじの庭 ── 和の静けさ(イメージ)
ふたつの節目を、ふたつの指輪に。(写真はイメージ)
婚約指輪と結婚指輪は、両方そろえるべきですか?
決まりはありません。結婚指輪だけを選ぶ方もいます。IRONOHA では単品でも、婚約指輪と結婚指輪を組み合わせたセットリング(組ノ輪)でも選べます。
「誓ノ輪」「結ノ輪」とは何ですか?
IRONOHA 彩乃瑞での呼び名です。婚約指輪を誓ノ輪、結婚指輪を結ノ輪、セットリングを組ノ輪と呼んでいます。
結納に婚約指輪を加えることはできますか?
はい。結納品に加えるときは「結美和(ゆびわ)」と書いて添えることがあります。品の数や飾り方は地域によって異なるので、両家で確かめると安心です。
神前式でも結婚指輪を交換しますか?
本来の式次第にはありませんが、近年は取り入れることが多いとされています。行うかどうかは神社や式場にご確認ください。
婚約指輪と結婚指輪を同じデザインでそろえられますか?
はい。九つのデザインすべてに、婚約指輪・結婚指輪・セットリングの三つの形があります。
注文してから、どのくらいで受け取れますか?
納期の目安は4〜5週間です。結納や挙式の日が決まっている場合は、早めに取扱店へご相談ください。

実際に指輪を見てみませんか

IRONOHA 彩乃瑞の指輪は、全国41店舗の正規取扱店で試着できます。

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