白砂と苔のうつくしい和の庭(イメージ)

扇の、かたち。

いろは歌の、こころ。

和を、指先に。

Choosing a Japanese-Style Ring

和風・和モダンの指輪、選び方

Iro no Ha ── Guide 03

Column指輪の選び方2026.09.212026.10.24 更新

「和の雰囲気のある指輪がほしい。でも、毎日着けるものだから、洋服の日にもなじんでほしい」。和風の結婚指輪・婚約指輪を探しはじめると、多くの方がこの二つの気持ちのあいだで迷います。このコラムでは、和風の指輪とは何か、どこに「和」を感じるのか、そして和装の日と毎日の暮らしを両立させる選び方を、IRONOHA〜彩乃瑞〜の考え方とあわせてご紹介します。

和風の指輪とは ── 和柄だけが「和」ではない

和風の指輪と聞くと、桜や麻の葉、青海波(せいがいは)といった和柄を彫り込んだ指輪を思い浮かべる方も多いかもしれません。和柄は、ひと目で和を伝えられるわかりやすい表現です。

一方で、和の気配は柄だけから生まれるものではありません。指輪につけられた名前や、添えられた言葉。かたちの見せ方や、色の取り合わせ。贈る日や、贈り方の習わし。こうした目に見えにくいところから和を感じさせる指輪もあります。どちらがよいということではなく、ふたりが惹かれる「和」がどちらに近いかを考えると、選ぶ道筋がはっきりしてきます。

よく似た言葉に「和モダン」があります。伝統の意匠を色濃く映したものを和風、和の美意識を現代の暮らしになじむかたちに置き換えたものを和モダン、と言い分けることがありますが、厳密な決まりはありません。IRONOHA は、言葉と物語で和をまとい、かたちは毎日に寄り添う ── 和モダンの側に立つブランドです。

指輪に「和」を感じる四つの手がかり

和風の指輪を選ぶとき、次の四つの手がかりを意識すると、ふたりの好みが言葉にしやすくなります。

一つめは「かたち」。扇は、要(かなめ)から先へ向かって広がることから「末広がり」と呼ばれ、古くから縁起のよいかたちとされてきました。結納品にも、白い扇子が「末広(すえひろ)」として納められます。IRONOHA は、この扇のかたちをブランドの表現にしていて、リングの姿も扇に切り取ってお見せしています。

二つめは「言葉」。ブランド名の彩乃瑞(いろのは)は、四十七文字を一度ずつだけ使って詠まれた いろは歌 に由来します。「彩」は色をつけること、「瑞」はみずみずしく、めでたいこと。千年をこえて受け継がれてきた日本語の美しさを、ふたりの始まりに重ねています。指輪の三つの形も、誓ノ輪(婚約指輪)・結ノ輪(結婚指輪)・組ノ輪(セットリング)と、和の言葉で呼んでいます。

三つめは「色」。日本では古くから、紅白や金が祝いの色として大切にされてきました。IRONOHA の素材は、ハードプラチナ(Pt900/Pt950)と、K18 のイエロー・ホワイト・ピンクゴールドの4種。どれもコーティング(メッキ)をしていない、地金そのものの色です。ふたりが思い描く祝いの色に近いものを選ぶのも、和風の指輪らしい楽しみ方です。

四つめは「物語」。IRONOHA の九つのデザインには、それぞれ和の名前と、そのための四行の詩が添えられています。かたちだけでなく、名前と詩からも指輪を選べる ── それが、このブランドがいちばん大切にしている和のかたちです。

白砂と石の枯山水と縁側(イメージ)
余白が、いちばん大切なものを引き立てる。(写真はイメージ)

紹介したリングは全国の取扱店で試着できます近くのお店を探す

名前と詩から選ぶ ── 九つの物語

IRONOHA の九つのデザインには、ふたりの関係を映す名前と四行の詩、そしてその名前に込めた想い(想)と、かたちに託した意味(彩)があります。かたちの好みと物語の好みが重なったデザインは、何年たっても選んだ理由を語れる指輪になります。

選ぶときは、気になる名前の詩をふたりで声に出して読んでみてください。「わたしたちに似ている」と感じる一篇が、きっと見つかります。写真はいずれも、婚約指輪と結婚指輪2本を組み合わせたセットリング(組ノ輪)です。

一 ── 真心の花束

真心の花束 セットリング

真心の花束まごころのはなたばBouquet of truth

〝ありがとう〞が

溢れるたびに咲き誇る

枯れることのない花の束

数えきれない色の束

想Concept
互いへの感謝を忘れないのではなく、いつも自然と溢れてくるふたり。笑顔に満ち満ちて、日常がカラフルに、ふたりの色で染まってゆく。「愛してる」と同じ響きで「ありがとう」を贈る、互いの思いやりを込めています。
彩Design
束ねたダイヤモンドから溢れる輝きは、満ち満ちるふたりの笑顔。真心をストレートに込めたブーケのようなデザインが、溢れる感謝と、枯れない想いをあらわしています。

真心の花束のセットリングをみる

二 ── 運命の紡ぎ

運命の紡ぎ セットリング

運命の紡ぎうんめいのつむぎFostering love

やがてふたりは

息をのむ

果てしない愛しさに

まだこんなに好きになる

想Concept
「あぁ、やっぱりこの人が好き」 と感じる瞬間、過去の全てがふたりへと至った深い結びつきを知ります。そのたびに今までと比べものにならないほど好きになる。上限のない愛しさと、息をのむほどの感動を込めています。
彩Design
螺旋状のデザインが、ふたりへと至る歴史を紡いできた運命を表現。螺旋の中央でひときわ輝くダイヤモンドは、これからふたりが紡いでゆく永遠と、決して離れることのない誓いをあらわしています。

運命の紡ぎのセットリングをみる

三 ── 和音の重ね

和音の重ね セットリング

和音の重ねわおんのかさねHarmony of two

あなたを謳うわたしの愛

わたしに響くあなたの愛

世界でただひとつ

お似合いのふたり

想Concept
尊敬と尊重、互いに思いやる気持ちが響きあい、重なって、ふたりにしか創造できない未来が象られてゆく。その代わりのきかない尊い運命に出会えた奇跡と、心からのリスペクトを込めています。
彩Design
繊細なリングの重なりが、この形とこの形とでしか似合うことのない無二の繋がりを表現しています。並べたダイヤモンドの輝きは和音を表し、ふたりが築いていく家族を象徴しています。

和音の重ねのセットリングをみる

四 ── 綾なす心

綾なす心 セットリング

綾なす心あやなすこころHeart to illuminate

背中をあずけてる

肩をかしている

ぴったり結ばれてゆく心

ありのままが美しい

想Concept
信頼感。甘えさせることのできる抱擁力。足りないところを補い、いいところを引出し合うふたり。だから足りなくてもいいし、ありのままがいい。ひとつの美しい模様をつくるふたりを表現しています。
彩Design
アシンメトリーの優美な曲線と、大胆にダイヤモンドをあしらった繊細なバランスは、ありのままのふたりが綾なす美しい愛を表現。力強くのびやかなラインが、誠実な結びつきをデザインしています。

綾なす心のセットリングをみる

五 ── 幸せの空模様

幸せの空模様 セットリング

幸せの空模様しあわせのそらもようHappiness in the sky

空の青さに似たふたり

晴天も曇りも雨も一目でわかる

その全てがいい天気

どこまでも続いてる

想Concept
空模様に似たふたり。手に取るように互いの気持ちがわかるから、寄り添って満たしていける。どの空模様も幸せに繋がっています。どこまでも続いていく空みたいに、終わりのないところまで空に似たふたりをあらわしています。
彩Design
太陽のような存在感であしらったダイヤモンドと、重ねてひとつに繋がるリングが、どこまでも変わらず続く空と寄り添うふたりを表現しています。流れる星々をイメージした賑やかなラインに無限の幸せを込めました。

幸せの空模様のセットリングをみる

六 ── 百年の約束

百年の約束 セットリング

百年の約束ひゃくねんのやくそくPromise of a hundred years

尊い今を積み重ね

いつまでもどこまでも

時を越えて紡がれる

愛の物語

想Concept
ふたりが結ばれるのは運命でその愛は永遠のものです。それがどれだけ当然でわかりきったことであっても一日一日を大切にすることを誓うふたり。百年のその先へと至る、愛の深さを表現しています。
彩Design
不変を意味するダイヤモンドを螺旋状にあしらうことで未来へと続く時の流れを表現しています。幾重にも連なったダイヤモンドがふたりの積み重ねと永遠をあらわした正統的なデザイン。

百年の約束のセットリングをみる

七 ── 木漏れ日の散歩道

木漏れ日の散歩道 セットリング

木漏れ日の散歩道こもれびのさんぽみちA path on the sunny days

さんさんときらきら

繋いだ手のひらに

ほのぼのとドキドキ

あまいやすらぎ

想Concept
自然と笑顔が溢れてくるふたりだからいつも安心と安定で満ちている。心地良さがあるからこそ際立つドキドキ。いつまでも新鮮な気持ちのままぬくもりと笑顔を讃えたふたりをあらわしています。
彩Design
流れるようなラインを面で表現することで木洩れ日のような光の表情を創りました。中央の華やかなダイヤモンドの輝きがふたりの歩みを明るく照らす太陽を表現しています。

木漏れ日の散歩道のセットリングをみる

八 ── 永遠の恋文

永遠の恋文 セットリング

永遠の恋文えいえんのこいぶみEternal love letter

あなたの心を読み返す

わたしの心を読み返す

薬指に読み返すたび

ふたりは繰り返し恋に落ちるの

想Concept
ふたりを心の深いところで結びつけた永遠の愛。それは時を重ね、なにもかもが当たり前に生活の中に溶け込んでゆく中で、唯一当たり前にならないものです。一生の中で、繰り返し互いを慈しむふたりを表現しています。
彩Design
王道のシンメトリーで綴る光の表情が、繰り返し新たな魅力を感じさせる、シンプルながら繊細に凝った意匠。すっきりとしたデザインがダイヤモンドを甘く煌めかせ、終わりのない恋を表現しています。

永遠の恋文のセットリングをみる

九 ── 輝きの夢路

輝きの夢路 セットリング

輝きの夢路かがやきのゆめじTwinkle Dreams

夢より夢を帯びた

甘くきらめく日常

雨音も陽射しも抱きしめて

永遠より遠くまで

想Concept
ふたりの日常は夢よりもドラマチックで甘くきらめいています。その素晴らしい日々は、ふたりの愛が運命以上の硬い誓いで結ばれているから。どんな時も認め合って尊敬し合うふたりを表現しています。
彩Design
一筋の煌びやかなエタニティが、夢より夢を帯びた、ふたりの日々を表現。のびやかで優美なデザインが、真っ直ぐに愛し合うふたりと、真っ直ぐに伸びた輝かしい未来をあらわしています。

輝きの夢路のセットリングをみる

誓・結・組 ── 三つの形を、同じ物語で

IRONOHA では、九つのデザインすべてに、婚約指輪の「誓ノ輪」、結婚指輪の「結ノ輪」、婚約指輪と結婚指輪を組み合わせる「組ノ輪」の三つの形があります。

婚約指輪と結婚指輪を同じ名前で揃えると、プロポーズの日に贈った物語の続きを、結婚の日にふたりで受け取ることになります。誓いから結びへ、そして組み合わさってひとつに ── 三つの形の名前そのものが、ふたりの歩みを順に追う言葉になっています。婚約指輪は持たず、結ノ輪だけを選ぶ方にも、名前と詩はそのまま添えられます。

結ノ輪(結婚指輪)と組ノ輪(セットリング)

価格はすべて税込。各デザインの詳細・サイズ別価格は商品ページでご覧いただけます。

和装の日にも、毎日にも

和風の指輪が主役になるのは、白無垢や色打掛で迎える神前式、両家が集う結納の席、和の会場での前撮りなど、和装の一日です。けれど結婚指輪は、その日だけのものではありません。式が終わったあとも、洋服で過ごす毎日の指にずっと着けていくものです。

そのため、和柄を大きく彫り込んだ指輪を選ぶなら、洋服の日の自分にも似合うかを確かめておくと安心です。IRONOHA の九つのデザインは、和柄を彫り込むのではなく、名前と詩、扇の見せ方、言葉で和を表しています。指にのるのはダイヤモンドと地金のラインなので、和装の日にも、仕事の日にも、同じ指輪で過ごせます。

つくりの面では、原型の製作から鋳造、石留め、磨きまでを、工程ごとに外注へ渡さず、ひとつの工房で最後まで仕上げています。直径1mm以下のメレダイヤ一粒ずつにも品質チェックを行い、リング内側の丸みを整えて、一日中着けていても気にならない指心地を目指しています。和の物語を、毎日の道具としても確かなものにするための工夫です。

白壁に映る桜の花影 ── 春の光と和の街並み(イメージ)
特別な一日も、なにげない毎日も、同じ指輪で。(写真はイメージ)

和の習わしと、指輪

和風の指輪を選ぶふたりのなかには、指輪を迎える過程そのものにも和の習わしを取り入れる方がいます。代表的なものを三つご紹介します。

ひとつは結納。両家が婚約を正式に交わす日本の儀式で、結納品に婚約指輪を加えるときは「結美和(ゆびわ)」と書いて添えることがあります。結ぶ・美しい・和やか、という縁起のよい字を当てた言葉です。品の数や進め方は地域によって大きく異なるため、両家で確かめながら準備すると安心です。

ふたつめは吉日。大安や一粒万倍日、天赦日など、暦のうえで物事を始めるのによいとされる日に、婚約指輪を贈ったり、指輪を受け取ったりする方もいます。指輪は一本ずつ仕上げてからお渡しするので、受け取りたい日が決まっているときは、早めに取扱店へご相談ください。

みっつめは神前式。式次第に指輪の交換が組み込まれていない神社もありますが、近年は取り入れられることも多いとされています。指輪の交換ができるかどうかは、神社や式場によって異なりますので、事前に確かめておきましょう。

刻印に、和の言葉を

和の気配をもうひとつ加えるなら、リングの内側の刻印です。IRONOHA では刻印を無料で承っていて、文字数はサイズ#5未満で10文字、#5以上で15文字まで。書体は明朝体・ゴシック体・筆記体から選べます。

選んだデザインの名前にちなんだ言葉や、結納・入籍など節目の日付、ふたりの名前の一文字を刻む方もいます。明朝体を選べば、外からは見えない内側に、和の書の趣をそっと残せます。使える文字や記号は取扱店で確かめてから決めると安心です。

選ぶ前に、ふたりで話しておきたいこと

和風の指輪選びで迷わないために、お店へ行く前にふたりで次のことを話しておくと、試着の時間がぐっと実りあるものになります。

まず、和装で過ごす予定があるかどうか。神前式や前撮り、結納など、和装の日が決まっていれば、その日の装いに合う色を思い浮かべながら選べます。次に、結婚指輪を毎日着けるかどうか。毎日着けるなら、洋服の日の自分にも似合うかを大切にしましょう。

それから、婚約指輪と結婚指輪を同じ物語で揃えたいか。揃えるなら、名前と詩を先に決めてから、婚約指輪・結婚指輪それぞれのかたちを選ぶと迷いにくくなります。最後に、指輪を迎える日や、刻印したい言葉。どれも正解はありません。ふたりの答えが、そのまま「ふたりにとっての和」になります。

実物で確かめる

名前と詩で心が動いたら、実物を指にのせて確かめてみてください。写真では伝わりにくい光の表情や、指通りのなめらかさは、着けてはじめて分かります。IRONOHA は全国の正規取扱店で試着できます。お住まいの地域の取扱店は、取扱店ページから探せます。札幌や横浜など、地域ごとの取扱店と選び方をまとめたコラムもあります。

和風の指輪と和モダンの指輪は、何が違いますか?
厳密な決まりはありませんが、伝統の意匠を色濃く映したものを和風、和の美意識を現代の暮らしになじむかたちに置き換えたものを和モダンと呼ぶことが多いです。IRONOHA は、名前と言葉で和をまとう和モダンのブランドです。
IRONOHA の指輪には和柄が入っていますか?
和柄は彫り込んでいません。九つのデザインそれぞれの和の名前と詩、扇のかたちで見せる表現、いろは歌に由来するブランド名など、言葉と物語で和を表しています。
和柄のない指輪でも、和装に合いますか?
はい。和装の日は、指輪の柄よりも、着物の色や式の雰囲気との調和が大切です。名前や詩に和の物語をもつ指輪なら、和装の一日にも自然に溶け込みます。
婚約指輪と結婚指輪を、同じデザインで揃えられますか?
はい。九つのデザインすべてに、誓ノ輪(婚約指輪)・結ノ輪(結婚指輪)・組ノ輪(セットリング)の三つの形があります。
毎日着けても目立ちすぎませんか?
和柄を大きく入れたデザインではないため、洋服の日にもなじみやすいのが特長です。気になる方は、取扱店で実際に着けて確かめてみてください。
刻印に和の言葉を入れられますか?
リング内側に無料で刻印できます。#5未満は10文字、#5以上は15文字まで、書体は明朝体・ゴシック体・筆記体から選べます。使える文字は取扱店でご確認ください。
神前式でも、指輪の交換はできますか?
取り入れる方は多いとされていますが、式次第は神社や式場によって異なります。事前にご確認ください。
どこで試着できますか?
全国の正規取扱店で試着できます。取扱店ページから、お近くの店舗と予約先をご確認ください。

実際に指輪を見てみませんか

IRONOHA 彩乃瑞の指輪は、全国41店舗の正規取扱店で試着できます。

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