足す、より。
引いて、のこす。
余白に、こころ。
The Beauty of Emptiness
余白のうつくしさIro no Ha ── Essay 07
白い砂と、いくつかの石。枯山水の庭には、水がないのに、たしかに川が流れて見える。足すのではなく、引くことで生まれる景色。
いちばん大切なものを引き立てるのは、余白なのかもしれません。飾りすぎない指輪が、ふたりの手をいちばん美しく見せてくれるように。
IRONOHA〜彩乃瑞〜の九つのデザインは、扇 のかたちに商品を象り、余分をそぎ落としたフォルム。細く、まっすぐで、けれど記憶に残る。引き算のうつくしさを、指の上に。
何もない砂の上に、こころが宿る。シンプルであることは、貧しいことではありません。余白を選ぶという、豊かさ。

