霧の、向こう。
晴れて、ゆく。
これからの、ふたり。
Until the Morning Comes
朝がくるまでIro no Ha ── Essay 08
山あいの朝、霧が深く立ちこめる。まだ見えない景色の奥に、たしかに何かが待っている。霧は、これからの時間のはじまりの合図。
未来は、いつも少しだけ霞んでいる。けれど、ふたりで歩けば、霧はやがて晴れていく。見えないからこそ、となりの手をつよく握る。
IRONOHA〜彩乃瑞〜は、「あ」から「ん」までの いろは歌 のように、これからつづく物語を指輪に託します。朝の光をうつすプラチナ、はじまりの白。まだ見ぬ景色へ、ふたりで。
霧の向こうの景色は、きっと想像よりうつくしい。朝がくるまで、この手を離さずに。

